第一工業製薬株式会社
- 従業員規模
- 1000-1999名
- 業種
- 化学・工業
- お困りごと
-
- 健康経営
「気軽に相談できるカウンセリングサービスが従業員の健康を支える一助となっています」
- 管理本部 総務法務部長 兼 京都事業所長齊内 直文様(右)
- 管理本部 総務法務部 総務グループ 主任スタッフ福沢 郁子様(中)
- 管理本部 総務法務部 総務グループ 保健師小林 恵様(左)
化学メーカーとして100年以上の歴史を持つ第一工業製薬は、創業以来従業員一人ひとりの健康が持続的な成長につながるとして、健康経営に関する様々な取り組みを推進。2020年から「健康経営銘柄」に3年連続で選定されている。中期経営計画の基本方針に「社員幸福度経営」を掲げる同社に、アドバンテッジリスクマネジメント(以下ARM)のカウンセリングサービス導入経緯や活用法、健康経営に関する展望についてお話をうかがった。
第一工業製薬 様の サービス導入 のPOINT
- POINT.1
- きめ細かなフォロー体制を評価してARMのカウンセリングサービスを導入
- POINT.2
- 従業員の健康増進に取り組み健康経営銘柄に3年連続選定
- POINT.3
- 中期経営計画をもとに従業員の幸福度向上へ今後も取り組みを強化
ご導入いただいているサービス
導入担当者様の声
ARM のサービスを導入することになった経緯をお聞かせください
従業員一人ひとりの健康支援のために外部のサポートも重要と認識
当社は「産業を通じて、国家・社会に貢献する」を社是として創業以来取り組んできましたが、会社の成長のためには、従業員一人ひとりの健康維持と向上が重要だと考えております。そこで以前から社内の相談窓口は設置していましたが、古くなっていた当社制度を見直し、2018年からARMのカウンセリングサービスを導入しました。業務内外のことについて認知行動療法に基づいたカウンセリングが受けられるだけでなく、24時間対応や二親等以内のご家族まで利用可能な点など、ARMがきめ細かなフォロー体制を設けていることが決め手となりました。
カウンセリングサービスをどのように活用されているかをお聞かせください
面談だけでなく予約手続きも含めた体験カウンセリングで自主利用を促進
初年度は新入社員、2年目からは新任管理職も対象に、体験カウンセリングを実施しています。一般的にカウンセリングサービスは健康状態に異変があってから利用する、というイメージがあるかもしれませんが、会社としては業務上のことだけでなく、プライベートのことも含めて気軽に相談してほしいと考えています。そのため、まずは悩みを抱えがちな時期の従業員に焦点を当て、新入社員や新任管理職全員を対象にカウンセリングを受けていただき、「こんなことも相談できるのだな」と敷居の低さを体験してもらえるようにしています。また、体験カウンセリングでは予約申し込みも自身で行ってもらい、利用までの全体のフローを知ってもらうことで、その後の自主利用の促進やラインケアへの応用につながればと考えています。なお体験カウンセリング後には、全員にアンケートを実施しています。
カウンセリングサービスのご評価についてお聞かせください
様々な相談ができる点は、従来のカウンセリングサービスとは異なる価値がある
小さな不安や悩みも気軽に相談できるようにすることで、メンタル不調の早期予防につながればと考えています。例えば体験カウンセリングのアンケートでは、外国籍の従業員がコミュニケーションについて相談されていましたが、本人は悩みというほどでもなく、また会社にどのように伝えればいいか迷っていたところ、専門カウンセラーに話を聞いてもらえたことで不安を払しょくできたという回答もありました。また今後のキャリアプランや人生設計など、ポジティブな相談もできる点は、従来のカウンセリングサービスとは異なる価値があると考えます。また、心身ともに健康に働くためには、従業員本人だけでなく、ご家族の支えが必要となることもあります。配偶者やご両親など、二親等以内の方もサービスを利用できる点も大きな安心感があります。
今後の健康経営の取り組みについてお聞かせください
カウンセリングサービスも活用しながら従業員の健康と幸福を追求
当社は中期経営計画で「社員幸福度経営」を基本方針の一つに掲げ、その実現のために従業員の健康維持・増進に取り組んでいます。その成果として2020年から3年連続で健康経営銘柄に選定されましたが、決してそれがゴールではありません。本質的に従業員一人ひとりが幸福になるため、カウンセリングサービス等の外部EAPも活用しながら働きやすい環境作りを推進していきたいと思います。