ダイドードリンコ株式会社
- 従業員規模
- 500-999名
- 業種
- 製造・食料品
- お困りごと
-
- 健康経営
「健康経営推進は企業の成長に欠かせない取り組み。
ARMのサポートから大きな気づきを得ることができました」
- 人事総務部 人事グループ岡田 博 様(右)
- 人事総務部 人事グループ真野 祐子 様(左)
清涼飲料メーカーであるダイドードリンコは、2019年に健康経営宣言を制定するなど、近年は健康経営に関する様々な取り組みを一段と推進している。アドバンテッジ リスク マネジメント(以下ARM)の健康経営支援サービスを導入した同社は、2020年 から「健康経営優良法人(大規模法人部門)」に2年連続で認定された。今回は「こころとからだに、おいしいものを。」をグループスローガンとして掲げる同社に、ARMのサービス導入の経緯や健康経営に関する展望についてお話をうかがった。
ダイドードリンコ 様の 健康経営推進 のPOINT
- POINT.1
- ARMの支援サービス導入で健康経営に必要な取り組みを認識
- POINT.2
- 「健康宣言」を制定して各種施策を実践。健康経営優良法人に2年連続認定
- POINT.3
- 今後は施策の選択と集中をして、自社ならではの健康経営を推進
ご導入いただいているサービス
導入担当者様の声
健康経営を推進することになった経緯をお聞かせください
企業の成長のためには従業員一人ひとりの意識醸成が重要と認識
「健康と学習」が重要であると、2018年の社長からのメッセージを契機に、健康支援の制度を拡充してきました。当社は「こころとからだに、おいしいものを。」をグループスローガンとして清涼飲料品や健康食品を提供する立場でありますが、安心・安全で良質な商品をお客様に届けるためには、作り手である我々自身が健康であることが大切、という考えが背景にあったためです。
健康意識が高まりつつあるなか、従業員一人ひとりが心身ともに健康に働く環境 を作ることは、企業の成長にとっても非常に重要な取り組みとなります。そこで健康経営推進のパートナーとして、EAP・メンタルヘルス領域で実績豊富なARMに支援サービスを依頼しました。
健康経営関連の施策として、どのような取り組みを実施しましたか?
従業員自らが心身共に健やかであるよう、健康維持・増進を幅広く支援
当社は2019年に「DyDoグループ健康宣言」を制定し、健康経営推進の体制を強化してきました。具体的な施策をいくつか紹介します。まずは、テレワーク時も含めた就業時間内の完全禁煙。喫煙率を20%まで下げることを目指し、禁煙教育や治療費用の一部補助など行っています。続いて、運動不足解消を目的としたストレッチタイムの設定。昨年はコロナ太り解消のため、アプリを活用したウォーキングイベントも開催しました。 また、休憩時間中にコーヒーを飲んで昼寝をするカフェインナップも推奨し、効率よく仕事ができる環境作りを推進しています。その他にも、女性特有の健康問題への支援、健康に関する相談窓口設置、小規模事業所も含めたストレスチェック実施など、幅広い制度で従業員の健康を支えています。ただ、本社と比較して、全国拠点の取り組みには温度差があるのが実情です。成果が表れるまでまだ道半ばといった段階ですが、地道な活動を進めています。
ARMの健康経営支援サービスで役立った点があれば教えてください
取り組み内容ヒアリングの中で、自社の強み・課題を認識
初めて支援いただいた2019年は、ほとんど土台のない状態から健康経営推進の基盤作りをサポートしていただきました。アウトプットとアウトカムの違いなどわかりやすく説明いただいたことや、現在我々が取り組んでいる内容をヒアリングいただく中で、自分達の強みや課題を認識することができました。調査票の自由記述形式の回答もストーリーを踏まえて説得力がある書き方に添削していただくなど、実践的なアドバイスを適宜提供していただきました。
健康宣言についても、重要性について改めてご説明いただきました。取り組み指針を明文化するにあたりアドバイスを受けながら、無事に社外発信することができました。健康経営推進のため、本質的なアドバイスを多くいただいている点について、本当に感謝しています。
今後の健康経営の取り組みについてお聞かせください
戦略マップの作成。健康課題を特定して、重点施策の選択
現在制作過程である「戦略マップ」の作成と、それに基づき体系的な取り組みを強化していきたいと考えています。特定できている課題は重点的に改善を進め、施策の選択と集中をしながらメリハリのある健康経営を推進していくつもりです。また、これまでは調査票項目が公開されてから足りない部分を埋めてきましたが、今年度は公開に先んじて必要なデータの収集や施策の実施を行っています。 今後はホワイト500を取得しているARMのサポートを受けながら、更に上を目指すべく、共に健康経営の推進に励みたいと思います。