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リモートワークにおいて意識したい3つのポイント ―「燃え尽き」を防ぐために―

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「アドバンテッジJOURNAL」編集部

「アドバンテッジJOURNAL」編集部

本コラムは、2020年5月21日に公開した動画内容を一部編集しています。

新型コロナウイルスの影響で、リモートワークや在宅勤務が進んだ、という企業も多いのではないでしょうか。当社は緊急事態宣言の発令後から職種関わらずほぼ全社員がリモートワークに切り替わりました。

最近は職種によって出社比率も変わってきましたが、リモートワークを続けている従業員も多くいます。臨床心理士も多い当社では、心理的な知見を踏まえて、色々な在宅勤務の工夫をしています。

今回は、社内でリモートワークのノウハウを調査する中ででてきた「意識したい3つのポイント」をお伝えします。

リモートワークで「燃え尽き」にならないために

家で仕事をすることに慣れないと、つい色々な誘惑も多く、なんだか集中しづらいなと感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このとき、「しっかり仕事に集中しよう」等と、自分の考えや感情、行動を律することを心理学では「セルフコントロール」といいます。この必要不可欠な「セルフコントロール」ですが、今かえって負担になっていませんか?

相反する気持ちをもちながらも「やらなきゃ」と感じて行動することで、心のゆとりがなくなったり、疲労感に繋がったりすることがあります。もしかすると「燃え尽き」に近づいているかもしれません。少しでも心あたりのある方は、注意が必要です。

そこで、リモートワークにおいて「燃え尽き」にならないためのポイントを3つご紹介します。

一点目は「30分タスクをたくさんまわす」ことです。例えば、3時間かかるデータ収集作業も「この30分はこのデータまでは集め終わろう」と決めておくことで、達成感が得やすくなります。

「燃え尽き」てくると、人は自然と達成感を得にくくなりますが、あえて短い時間で仕事をこなすことで「ここまで頑張ったから次も頑張れそう」と前向きな気持ちになれます。30分ではなくとも、自分が集中できる時間に合わせて、短い時間でタスクを行うサイクルを回してみましょう。

二点目は「マイオフィスを定める」ことです。在宅での仕事は、オンとオフの切り替えがつきづらくなります。自宅の中でも「仕事する場所、マイオフィス」と「休憩する場所」を分けることをお勧めします。仕事はこのデスクで、休憩はこのソファで、と区切るだけで、自然と気持ちを切り替えることができます。

三点目は、「”脱・やらなきゃ”を意識する」ことです。「仕事をやらなきゃ」「休まなきゃ」という場面があるからこそ、知らず知らずのうちにその「義務感」が「疲れ」に繋がっている可能性があります。心の底からやりたいこと、好きなことに打ち込める時間を見つけ、「やらなきゃ時間」から自分を解放しましょう。

以上3点、できることから実践し、前向きに過ごしていきましょう。

まとめ

今回は自宅というプライベートな空間で働くが故、よりセルフコントロールが必要とされるリモートワークにおけるポイントをご紹介しました。元々デスクワークの業務が多い、リモートワークビギナーの方は実践しやすいポイントがあると思います。

またリモートワークに慣れてきたときに、つい仕事に夢中になりすぎて「燃え尽き」になってしまいそうな方もいらっしゃるかもしれません。そんなときには、ぜひ少し深呼吸して、これらの方法を思い出してみてください。

動画はこちら

株式会社アドバンテッジリスクマネジメント
組織ソリューション部 コンサルタント

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【筆者プロフィール】

「アドバンテッジJOURNAL」編集部

「アドバンテッジJOURNAL」編集部
導入企業数3,140社/利用者数483万人のサービス提供実績と、健康経営銘柄に3年連続で選定されたアドバンテッジリスクマネジメントの知見から、人事領域で関心が高いテーマを取り上げ、押さえるべきポイントやつまずきやすい課題を整理。人事担当者や産業保健スタッフの“欲しい”情報から、心身のヘルスケアや組織開発、自己啓発など従業員向けの情報まで、幅広くラインアップ。「ウェルビーイングに働く」ためのトピックスをお届けします。

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