プレゼンティーズムとは
プレゼンティーズムとは、出勤しているのに心身の不調により十分なパフォーマンスが発揮できず、業務遂行能力や生産性が落ちてしまう状態のことをいいます。心身の不調には目のかすみ、頭痛、肩こり、腰痛などの症状が挙げられます。
プレゼンティーズムにおけるパフォーマンスの低下の例としては、「思考力が低下する」「刺激に対する反応が鈍くなる」「注意する力が衰え、散漫になる」「動作が緩慢になる」などがあります。
プレゼンティーズムは生産性や業績に影響する割合が大きいといわれており、生産性指標の1つとして活用されます。プレゼンティーズムが高いということは、不健康である状態によって労働生産性が落ちている、と解釈できます。
プレゼンティーズムを改善するメリット
従業員の心身の不調は、企業にとってデメリットでしかありません。プレゼンティーズムを改善することで以下のようなメリットが期待できます。
・従業員の健康増進
・従業員の労働意欲の向上
・生産性の向上
・従業員の退職リスクの軽減
・医療費の削減
など
例えば睡眠に関する社内発信や社内セミナーなどを実施して、睡眠に課題を抱える従業員を支援することで、プレゼンティーズムが減少し生産性アップにつなげることが可能です。
健康経営を実践するにあたり、まずは従業員の健康課題の実態を把握し、従業員の健康的な働き方や生産性向上のためのサポートに取り組んでみてはいかがでしょうか。
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